東京都渋谷区恵比寿の女性専用鍼灸院
赤岩治療院

鍼の効果

鍼治療は、鍼による刺激が身体の中で効果的な反応を引き起こすことにより、疾病の予防・治療に用いられています。

 

この鍼の刺激は、施術した部分だけでなく神経によって身体の様々な部位を経由することで、離れた部位にも効果があらわれます。

また、東洋医学では身体を縦横無尽に走る経絡(けいらく)という考え方があります。経絡は主要なもので12本あり、身体の中の内臓器官に連絡しています。その経絡に点在するのがツボ(経穴)と言われるものです。

 

例えば、当院の治療では、胃の痛みや便秘・下痢などの胃腸の症状がある時に、手や足のツボに鍼やお灸をすることがよくありますが、これは、このような私達の身体が持つ生体の反応や東洋医学の考えに基づいているからなのです。

 

鍼の治療をすることで血液循環が促され、鎮痛・自律神経・内分泌系(ホルモン等)・免疫機能の全身的な調整が行われ、症状や病態が改善します。

鍼の主な作用

  • 調整作用

組織・器官に一定の刺激を与え、興奮作用や鎮痛作用の調整をはかります。神経機能の低下や、内臓器官の機能が落ちている場合、興奮させる作用であり、逆に、痛みや痙攣のように機能が興奮しすぎている場合は沈静させる作用です。


  • 誘導作用

患部又は離れた部位に刺激を与え、患部の血量を調整するものです。例えば、こっている部位(血流が悪いところ)に鍼の刺激を与え、他の健康な部位から血流を誘導する患部誘導法。炎症や充血など、血液量が過剰な際に、その部位から少し離れた場所に鍼の刺激を与え、血液をそちらへ誘導し、血液量を調整する健部誘導法があります。


  • 鎮痛作用

鎮痛作用が働くには、脳や脊髄で起きる複雑な生体のメカニズムが関わっていることが考えられており、現在も研究が進められています。大まかには鍼の刺激を与えることで、もともと身体に備わっている痛みをコントロールする働きが調整されて、痛みの刺激を感じにくくなるといわれています(和痛)


  • 防衛作用

身体の免疫機能は、自律神経によって調整されています。鍼灸治療の刺激により自律神経のバランスが調整されることで、白血球・貪食細胞などを増加させて免疫機能を高める作用があります。又、身体をいろいろな症状から治そうとする働き(自己免疫力)を促す働きがあります。


  • 消炎作用

鍼治療により白血球の数が増え、施術した部位に白血球が集まり、炎症を鎮めます。


  • 転調作用

自律神経失調症や、アレルギー体質を改善して、体質を改善する作用です。

鍼の太さと長さ

江戸時代に日本で発明された方法「管鍼法」

鍼は古代中国において、砭石(へんせき)と呼ばれ、石などを様々な形にして、治療に利用していました。現在日本では、中国で起こった鍼(中国鍼)での治療と、江戸時代に考えられた「管鍼法」での治療が行われていますが、最もポピュラーなものは、「管鍼法」による治療です。

*「管鍼法」とは、江戸時代に杉山和一によって発明された方法です。

鍼の構造は、ストローのような細い管の中に、管よりも少し長い鍼が入っています。そして、治療したいポイントやツボにその管を立てて、上から「トントントン」と軽くたたくことで、鍼は皮膚を滑るように瞬時に通過します。鍼を刺す時の、刺激を少なく、痛みを感じにくくする方法です。

鍼は、刺入しやすく痛みを感じにくいように作られている

鍼の長さは3~9cm、太さは0.12~0.24mm位までのものがあります。髪の毛よりも細く、弾力性があり、しなやかです。「鍼」というと注射針やお裁縫の縫い針をイメージされる方も多いのですが、その構造は全く違う作りになっています。

鍼治療で使っている鍼は、先端が松葉形という形で、刺入しやすく、痛みを感じにくいように、作られたものです。材質は、ステンレス・金・銀などがありますが、現在では衛生的に優れ感染の心配のない、デスポーザブル(使い捨て)の鍼が多く普及しています 。

当院で使用する鍼

当院で使用する鍼

当院の治療では、全てディスポーザブルの鍼を使用しております。また、シャーレ(鍼を置く受け皿)も使い捨てのものを使用しています。一回の治療ごとに医療廃棄物として廃棄しています。

鍼の歴史

日本に鍼が伝来したのは、6世紀頃と伝えられています。

四季折々の日本の風土、そこに住む私たち日本人に適応した、繊細な鍼が出来るまでに様々な方法が開発されました。

江戸時代に入ると

江戸時代に入ると、杉山和一により管鍼法(鍼を細い管に入れて施術しやすくする方法)が創始されたと言われています。管鍼法は、現在の日本において鍼治療の多くに用いられております 。